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2012-09-09

尼子でロメジュリ

あーうー>< 金曜日はツイッターで盛り上がってて陰徳記に手をつけず、
土曜は更新して出かけたつもりが更新ボタン押し忘れてたよ!
飲んで語って超楽しかった//><//

そんなわけで陰徳記。
次第に形勢不利に追い込まれていく尼子再興軍。
戦では負け続き、今回はなんと秋上が!?


秋上父子心替のこと

出雲の国の大宮司、秋上三郎左衛門尉・その嫡子伊織助は無二の尼子方だったが、
たちまちその態度を変じて毛利家に一味した(元亀元年五月十三日以前)。
それというのも、こんな事情があったそうだ。

勝久が国入りのときに京都から回文を送ったとき、
「もし本意を遂げて出雲に入れたなら、秋上・山中を執事としたい」と約束していた。
秋上は森山の城から出て、鹿介・源太兵衛と話し合い、勝久を大将と仰いで数々の謀略をめぐらして、
あちこちの戦に勝利した。
初めこそそんな調子であったが、その後は何事も鹿介の方針だけを重んじて、
秋上の意見は耳に入れてもいないようであった。

これでは今後があまりに頼りないと思っていたところ、元春がこのことを聞きつけて、
「秋上は尼後家のなかでは兵も多く持っているし、そのうえ勇も智も一通り兼ね備えている。
秋上が勝久に恨みを抱いたのなら好都合だ。
これを味方に引き入れれば、勝久退治は速やかに済むだろう」と考えた。

そこでひそかに使者を遣わし、「秋上殿は尼子譜代の郎党ではなく、大庭の大宮司でいらっしゃいます。
どうか早く尼子一味の態度を改められ、神職を子々孫々にまで断絶させないように手を打ってください。
もし毛利の味方になっていただけるなら、平田近辺で七百貫を宛行いましょう」と言い送った。
秋上は、渡りに船と喜んで、すぐに毛利家に味方することを心に決め、
「降人に罷り出よう」と返事をした。
すると元春からもすぐさま、平田七百貫を保証した証文を出した。
勝久がこれを聞くと、「秋上が敵となってしまったら味方は兵が減ってしまう。
これでは戦に勝利できないではないか」と、非常に慌てふためいたという。

三郎左衛門の嫡子伊織助は、たった一人で鹿介の宿所に赴くと、「お話したいことがあります」と言った。
鹿介は人を呼ぶまでもないと考えてすぐに会った。
伊織は鹿介に向かって「こんなときにここまで駆けつけてくるなど、面目もないことだ。
しかしあなたと私は少年のときから仲良くしていて、死ぬのなら一緒に死のうと約束をした仲。
それなのに、愚父の三郎左衛門がいろいろ考えた結果、毛利家に属すことになってしまった。
明日からは敵だ。だから今後は、ここに来て話をするなどできなくなるだろう。
勝久に対して忠勤を貫き、あなたとは朋友の契りを深くしたいと思っていたのに、
今こうして不意に敵対しなければならなくなったこと、実に口惜しく思う。
重ね重ね、これまでの親交が忘れられない。お別れを言うためにここまで来たのだ」と言った。

鹿介は「あなたの父の三郎左衛門殿は尼子に味方する心を変じて毛利家に属されたのか。
侍は渡り物だ。そんなこともあるだろう。
それにしてもあなたと私は少年のときから何かにつけて話をしているし、断金の友だと思っている。
そのことを思い出して、今ここに来てくれたのは本当に嬉しい。
父君が尼子に背いたのなら、あなたも親と一緒に行動するのを、私はまったく恨みには思わない。
武家の習いは、今日ある命も明日には知れない。
互いに別れの盃を重ねよう。私は明日からは伊織殿を討つための謀略をめぐらす。
あなたもまた、私を殺す算段をするといい」と、
盃を出して取り交わし、さしつさされつ数杯の酒を飲んだ。

たっぷりと飲み交わすと、「ではこれまでだ。
たとえ明日はこの身が戦場の塵となるとも、互いに旧交は忘れないようにしよう」と、
手に手をとって涙に咽び、立ち別れた。悲しくも暖かい友情であった。
こうして伊織が森山の城に帰ると、その夜に山中鹿介・横道権允たちは秋上の所領の与土井へと夜討ちをかけ、
民家を焼き払い、首をいくつか打っていった。

まさか二心はないだろうと頼りにされていた秋上が敵になってしまうと、
皆誰もがそうなのだろうと、勝久はまったく安心できないでいた。
誰が言い出したのか、吉田八郎左衛門尉が秋上に一味して敵に与しているとの報告が勝久に上った。
勝久は大いに驚き、すぐに新山で吉田を討ち果たした。
吉田は元就には一生会わないと誓って神水を飲んだほどの者なので、
どうして敵に与することなどあろうか。
取るに足らない者の讒言に惑わされ、罪もない者を死刑に処すなどなんとひどいことだろうか。

また中井平蔵兵衛尉が反逆しようとしているといって横道権允を派遣し、中井を新山へ呼び出した。
中井は自分は少しも逆意を抱いていないと顔を上げて新山へ行ったがやがて新山から逃げ出し、
隠岐へと渡っていったという。


以上、テキトー訳。

黒元春爆誕……まるでアレだね、失恋して傷心中の女性を狙う間男のようwww
しかしまぁよくあることですな。いい条件チラつかせて寝返りを誘う。
こういう調略を地道にこなしていけるのがいい武将なんだろうね。
黒かろうと中間管理職の悲哀が漂ってようと、家庭で息子に反抗されてようと、
どんな元春でもおいしくいただくよ!
たとえどんなことがあってもね!←ちょっと別口で衝撃情報をゲットしたので乱れ気味w

それはそうと伊織! かわいいな伊織!!!
父親が態度を変えて、仕方なく幼馴染にお別れを言いに駆けつけてくるとか、
どこの清青春映画ですか!? いいぞ、もっとやれ!!!
鹿介もかっこいいじゃないの。
父に従うのが子の勤め、尼子に背く伊織を恨みには思わない。
明日からは互いに殺しあおう。でもこの友情は永遠に……
切ないなぁ。
ロミオとジュリエットみたいだね、あの若者たちは殺し合わずに駆け落ちするけどさ。

そんなこんなで、いよいよ次章、元就が大変なことに(´;ω;`)
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