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2012-12-18

直家さんとコニタンが、であった~

だいたいの流れ:
上月城攻めで尼子を滅ぼし、織田勢を退散させた中国勢だったが、
播磨には宇喜多直家の陰謀が渦巻いていた。
吉川・小早川両将を饗応すると偽って討ち果たす直家の計画は、
その直前に家臣の明石と弟忠家によって密告され、
惜しくも元春・隆景には逃げられてしまった。


戸川肥後守上洛、付けたり小西弥九郎のこと

宇喜多直家は狡賢い邪将だったので、
「毛利家に完全に背いてしまったら、もしまた信長が戦利を失ったときに困る」と考えて、
しばらくはどちらともつかない態度を見せていた。
このことに関して、一族郎党を呼び集めて意見を出させたが、皆口を閉ざして発言を譲り合っていた。

ここに戸側肥後守(秀安)が進み出ると、
「京芸(織田・毛利)の合戦の勝敗はどのようになるかと愚案をめぐらしますに、
直家が信長と一味なされば、大国三十余ヶ国が信長に従うことになります。
一方、毛利家は九ヶ国だけになってしまいます。
しかもこの九ヶ国はいずれも小国で、石高も少ない。

まず長門・周防・石見・出雲・伯耆・安芸・備後・備中・美作半国を合わせても百五十万石に過ぎず、
信長の領国は、近江だけでも八十万石があり、
但馬・越前を合わせた三ヶ国ですでに百五十万石はあるでしょう。
当然、残った二十余ヶ国を加えれば毛利家の倍にはなります。

天下の将と一国の将とが戦うのですから、勝つのは天下の将に決まっています。
どうか信長に馬をお繋ぎください」と言った。

すると明石・長船・岡・延原・沼本なども、皆この意見に賛同した。
そして戸川肥後守に「上洛して、信長の幕下に属すことを申し入れて参れ」と命が下ったので、
戸川は上洛して小西寿徳のもとに宿を求めた。

戸川は寿徳に対面して、
「宇喜多和泉守が信長卿へ馬を繋ぐことを申し入れるために、私は上洛してきたのだ。
最近の情勢では、信長卿への取次ぎとして、
柴田・惟任・惟住・滝川・筒井・羽柴・佐々といった人々の中で、
誰を頼んでこのことを申し入れたらよいだろう」と相談した。

寿徳は戸川に向かって、
「直家が天下へお味方なされば、中国平定も速やかに進みましょう。
信長としては願ってもないことですから、どの方をお頼みしても、信長はすぐに了承なさるはずです。
とはいえ、最近では信長卿の配下の人々の中では、
羽柴筑前守秀吉ほど信長のお気に召した人はいません。
この人を間に入れれば、ことは速やかに済むでしょう」と答えた。

戸川は「ともかく寿徳の計らいに任せることにしよう」と言って、
すぐに秀吉に対してこのことを申し入れた。
秀吉がすぐに信長卿にこれを披露すると信長卿は大いに喜んで、
「直家が味方に属し忠勤を貫いてくれるとは、まさに神妙の至りである。
さらに粉骨砕身してくれれば、戦功の代償に応じて報奨を宛行おう」と言った。
戸川にも数々の贈り物が与えられたので、戸川は喜び勇んで馳せ帰り、信長卿の返事を直家へと伝えた。

直家は、「こうなれば私も急いで上洛して信長に対面し、中国攻めの先陣を承ってこよう」と心に決め、
出立の支度に取り掛かった。
「それにしても我が国の者たちは京都のことには不案内だ。
信長卿をはじめとして、あちこちへの進物の支度は誰にさせればよいだろう」と、
それができる人材を選ぼうとした。

そのころ、小西寿徳の子供の一人が備前の魚屋弥九郎という者の養子になっており、
弥九郎自身は入道して小西の子供に「弥九郎」と名乗らせて家を譲っていたので、
この者がいいだろうと皆が言うので、直家はこの者を召し連れて行った。

直家は上洛するとすぐに秀吉に連絡を取り、信長卿に謁見してしばらく京に逗留した。
秀吉はまだ「猿」と呼ばれていたころから寿徳のところを宿にしていたので、
弥九郎とは幼友達で、直家から秀吉への使いは弥九郎に任されていた。

やがて直家は自国に下り、弥九郎を京都に留めておいて、物聞きとして使うようになった。
弥九郎は才覚ある者だったので秀吉にも気に入られてあちこちの合戦にもついていくようになって、
勇も人より優れていたので、やがて秀吉の家人となり、小西弥九郎と名乗るようになった。
これが後に「小西摂津守行長」と呼ばれる人である。

その父の寿徳は、秀吉が天下を掌中に収めた後に堺の浦に住まうようになったが、
今でもその子孫たちはそこで暮らしているという。


以上、テキトー訳。

いろんな縁でいろんな人が出会ってるんだねぇ。
しかしコニタンと秀吉は幼友達かぁ……
どうもこのへんの人間関係がまだピンとこないんだが、
いかに狭い方向に目を向けているかが丸わかりだね!

直家さんはもっとワンマンなイメージがあったんだけど、
けっこう家中で話し合ったりとかしてたのかなぁ。
直家像を考えていくのも楽しそうだなぁ、などと。

さてさて、風邪を悪化させないように早く休むのでこのへんで退散。
次章は南条元続が何かしでかすようだけど、
明日は夜中まで会議なので更新はたぶんできないです!
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