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2012-01-02

輝元「逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ!」

あけましておめでとうございます。
元旦は少々酒を過ごしてノビておりましたw
ああ、今年も酒にたゆたう一年になりそうだ。自重しなきゃ。

さて、新年一発目は、隆景が亡くなって、輝元が広家に書いた手紙。
輝元と広家、このコンビ大好きなんだよ。
お互いがすごく大事で、支え合っていこうって姿勢が書状とかから垣間見えるんだ。
誤解かもしれないけどね。

●毛利輝元自筆書状 宛先:広家 日付:慶長2年6月24日

   隆景のことは、もうずいぶん御老体になっていたから、
   内々こういうことがあるんじゃないかとは思っていたけれど、
   あまりに急なことで本当に驚いたよ。
   過去のことは言う必要もない。世間のさげすみがなんとも口惜しい。
   ぜひともこれからは、おまえが筆頭の重鎮になるわけだから、
   どうか忌憚なく、内外のことについて思ったことは何でも言ってほしい。
   力を合わせてこの難局を乗り切っていこうね。
   そうすれば、世の人々も推測していたのとはどうも違うらしいと思うだろうし、
   存外に御家が長く続くこともあるだろう。
   気弱になっているだけじゃ駄目だ。
   ここで頑張るのをやめたら、中国はおしまいだよ。
   うまく事を運ぶように力を尽くしていこうね。この覚悟が大事だと思う。

 一、(穂田)元清も、もうこの様子では長くないだろう。
   考えるまでもない。ちゃんと養生しなかったからだ。
   さっき言ったように、病をせずに一分をなすことは、国家のためでもある。
   このことをしっかりわきまえておくれ。

 一、何でも思い当たることがあれば聞かせてほしい。
   もうおまえと私の二人であれこれと心遣いしていかなくてはならないから、
   時々の義理立ては何もかもいらない(?)。
   「外実の調え」「早い遅い」の二つに極まった。

 一、沼田(小早川)の家などのこと、上様(秀吉)にお伺いを立てて、
   陣については家中の者が一人も散らないようにとのことだ。上意を守るまでだ。
   大体の仰せについて、私的に内談したいので、帰国して国分けについて相談しよう。
   それで気づいたことや思ったことを聞かせてほしい。
   これが無事に済めば、御家も長久となるだろう。
   ではまた。恐々謹言

   (慶長二年)六月二十四日      輝元

   くれぐれも、世間のことは言うに及ばず、中国の取り沙汰、そのほか耳にしたことは、
   どうか万事よろしく頼みたい。
   何事であっても、私が気にしてはいけないなどと変に気を遣わないでくれ。絶対にだ。
   すぐに見当をつけて忘れないようにする。
   世間の話題を聞かなくてはうまくやりようがないからね。
   どうかどうか、わかっておくれ。


以上、テキトー訳。

うまく訳せない自分に本当に腹が立つ!

隆景が亡くなったのが慶長2年6月12日で、その12日後の手紙だね。
朝鮮出兵中だけど、輝元は病気で国許にいて、秀元が名代で行ってたんだよな、確か。
広家は絶賛出兵中。バリバリ普請とか首狩とかしてたはず。
まだ全然ちゃんと把握できてないな(汗)。

もう輝元が本当に健気だ! ダメダメのボンボンでもかまうもんか! 大好きだ!!!
頼みにしてた美貌の叔父様を亡くして、それでも心を強く持って頑張ろうとしてる。
その決意表明なんだよね。
だから広家、どうか助けてね。耳に痛いことでも遠慮容赦なく言ってくれ。
これから二人で踏ん張ってかなきゃ。

まだ幼いときに父と別れ、親とも兄弟とも頼んだ元春も死んでしまって、
今度はドSだけどマジ頼りになる隆景までも失って。
そういえば輝元が元春に「親とも兄弟とも~」って手紙を書いてるんだけど、あれもなかなかに切なかった。
「兄弟一人いなくて、ものすごく心細い。大海に放り出された小舟のような気持ちだ」みたいな。
元服したてのころの書状だったはず。これも近いうちに取り上げるか。
なんにしろ、隆景を失ったときも同じ気持ちだったんだろうな。そりゃ心細いよな。

8つ年下の広家は、若いときはイロイロ面倒を起こす問題児だったけど、
豊臣政権ではうまいことやってるし、ガツンと頼りにすればいいと思うよ!
大海の小舟でも、寄り添って励ましあえばどうにか生きていけると思うよ!!!

まあそんなわけで、今年もぼつぼつとくだらない妄言を吐いていく所存です。
うっかり当ブログを見てしまった方、気になることやツッコミ等ございましたら
コメントを残していっていただけると大変幸せです。

ともあれ、本年が皆様にとって良い年になりますように。
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