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2013-04-21

輝元さんの縁談の進め方②

いやいや、日が開いてしまった><
それというのも、
水曜:夜会議後、夜行バスに乗り込んで京都へ
木曜:休暇をもらっていたので、京都で朝から観光(*´∇`*)
   第一の目的は特別公開中の黄梅院、その他、伏見・東福寺・耳塚・北野天満宮などを散策
金曜:夜行バスで東京に戻って出勤、飲み屋に土産渡しに行って結局飲んでバタンキュー_ノ乙(.ン、)_
土曜:会社関係のスポーツイベントがあって当然飲み会もあってバタンキュー_ノ乙(.ン、)_
という強行軍でしたのよw 年齢と体力考えてから行動すればいいのにな。
とりあえず阿闍梨餅とすぐきうめえwww

まあ書状読むのに詰まってたことは詰まってたわけで、今回もかなり不安な訳だけど。
前回は、広家息子と輝元娘の縁談について、輝元から秀元に事情を説明した手紙(案文)を読んだ。
今回は、同件について、輝元から家老の福原広俊に宛てられた書状の案文だね。
縁談そのものの了解をとろうというものではなく、細かい条件の話みたいだ。


●毛利宗瑞(輝元)書状案(秘府明和抄書)

元和二年 御案文(福原広俊宛)

広家から祝言についていろいろ言ってきている件について、
おまえにも相談があったようだから、いちいち書く必要はないだろう。
この件について、私の一存で返事をすることはできない。
長門(秀就)にも伝えて、そのうえで返事をするつもりなので、その件についてだ。
だいたいのことは、長門がこちらにいる間に意見を聞いておきたい。
前後してしまったけれど、おまえはどう考えているだろうか。

一、広家は自分の知行について付立(帳面?)や遣方(割り振り?)を帳面に書き付けてきた。
  私が思うに、こんなことはしなくてもいいと思う。広家の分限はよく知っている。
  このことを最初に察しておいてほしい。

一、今このように言ってこられると、私が縁談を強制しているようだ。
  公役のように言われるのは、互いに体面が悪いと思う。
  家中の者たちが知れば、この縁辺が私にとって不足であると悪口を言う者も出てくるだろう。

  この縁のことは、お互いにまだ子供が生まれていないころ、
  雑談の中で「子供が生まれたら、公儀から縁談がこないうちにおまえに進ぜよう」
  などと、ふざけて言っていた。
  その後広家は山口で、佐世(元嘉)を通して、以前に私が言った言葉があるものだから、
  是非ともに縁辺を結んでくれと、強く申し入れてきた。

  私は、「そういうときがきたら、公儀から淡々と縁辺が仰せ付けられるだろうと思う。
  公儀から縁辺のことが仰せ出されなければ、家中では秀元などの他に釣り合いの取れる衆はいない。
  秀元はまだ子供がいないから仕方ない。
  そのときがきたら、広家と私との仲のことをなんとかうまく言って、
  互いのため、家のためにも、もちろんそのことは忘れない。
  広家の言うようにしよう」と答えた。

  またそれからも度々言ってきたので、
  「その件については、井四郎右(井原元以)を通して詳しくきちんとした返事をする」と、祝儀を申した。
  広家も知っているはずだから、今は言うに及ばない。

  広家がそのとき佐世を通して言ってきたことには、
  「たとえこちらとの縁辺が調った後であっても、公儀から仰せ出されれば、
  広家としてはまったく依存がないので、どんなことでも家のためになるように、先々まで努めます。
  広家はこのことを絶対に忘れません」と言ってきた。

一、だいたい祝言などというもので、仁であれ不肖であれ、
  こちらから娘などの堪忍分(化粧料?)やその他の造作を申し付けるなど、聞いたこともない。
  これは違ったことだから、たとえを用いなければならないと思って言うことだ。

  私は先年、十ヶ国をも領する身分だったが、今は二ヶ国になってしまった。
  そのうえ長門の縁辺などを幕府に申し上げて仰せ付けられたことは、
  実にありえないことだと思っていたけれど、
  もちろんながら、お引き受けできないと断ることなどできない。
  家が無事に続くかどうかはこれにかかっている。
  妻子を養うにも、また家中の者たちを養うにも、前よりずいぶん大変だ。

一、公役についても、人並みより多めに引き受けてきたが、今までは特に問題は起きていない。
  また耕作に適さない土地に関しても、他の国よりも多くあるのかもしれないが、
  諸大名が誰一人としてこの問題を言い出さないので、
  私程度の者が人並みに言い出すわけにもいかない。
  このことはわざわざ言う必要はないし、このあたりは皆そんなものだ。

  また、私の家中にも、二百石持ち・三百石持ちといった人々に、公役や人数などを知らせて、
  役目を選んで申し付ければ、十分の一さえ揃えるのが難しい状況であっても、
  一人として断るような者はいない。
  それ以下の者たちのことはよくわからないが、
  上中下ともども、このような我慢は同じようにしているのだ。
  だから、それぞれが帳面をつけて見せてくるというわけにはいかないだろう。

  それはその家中の間で助け合ってしかるべきだ。
  しかし、私がそのように言って目を通さないでいれば、
  広家も納得できずに腹を立てるだろうと考えて、一見したのだ。
  だいたいのところはこのようなものだった。

一、ただ私の一存ではどうにもできないことなので、意見を聞いてみようと思ったのだ。
  おまえはこの件をどう思っているだろうか。気になっている。

一、ここまで申したように、私の一存で返事ができる案件ではない。
  私の身上でさえも、今は長門の心次第なのだ。そのことは皆知っているだろうし、
  いよいよそういう運びになってきた。
  とりわけ最近は私が病気なので、あまりあれこれと口を出せないし、
  何を言ったところで確かなことは言えない。
  とにかくおまえの考えを聞かせてほしい。そのためにこの書状を送った。

          福 越(福原広俊)へ

くれぐれも、とにかく結局は長門に相談しなくては返事をすることができない。
このことは、おまえが私の身になったつもりで、よくよく理解してほしい。
とても頼りに思っているよ。


以上、テキトー訳。

何となく状況を察するに、どうやら金のことでちょっとモメてる感じだな~、といったところ。
これについて状況を補足してくれそうな書状が、下の広家から輝元奉行人に宛てられた書状。


●吉川広家書状(毛利家文書1182)

上書「榎 伊豆(榎本元吉)殿
   山 吉兵衛(山田元宗)殿 御宿所        吉 蔵人(吉川広家)」

先ほどはお目にかかれてよかったです。
私が内々に申したことは、七月の御祝言が延期にならないようにと考えてのことで、
他意はありません。
そのことをよくよくご理解いただき、御前での披露をよろしくお願いします。

先ほど申したことは、御姫様の賄方として幾許かのご協力をお願いしたいということではありません。
御姫様が召し使っていらっしゃる御人数相応に、
殿様(輝元)にご推量いただいて仰せ付けていただきたいというだけです。
もし万が一、大出費だとお考えになられてはと心配して、申し上げました。
なお、使者から口上で言わせます。恐々謹言

     五月二十七日                広家


以上、テキトー訳。

つまり、竹姫と広正の祝言が7月に行われることに決まって、輿入れの際の実務的な話が進み、
竹姫付きの人たちの給料について、毛利家の方から出してほしいとか、
そんな要求が広家からあって、それで輝元が悩んでたわけね。
輝元としては、出してあげたかったのか、それとも出したくなかったのか微妙だけれども、
結局、秀就と連名で、五千石の化粧料を姫に与えてるんだよな。
これはお付きの人たちの給料とは別なんかな?

そんなことよりも、私がまず注目したのは、
お互いに子供がいないときに、ふざけて『子供が生まれたらおまえにやるよ』
とか言ってたんですか!!! 輝元さん!!!
アナタ罪な人!?!?
まあ輝元は、秀就が二の丸のお腹にできたときも、
「生まれた子が男だったら馬に踏み殺させる」とか言ってたという話を聞いたしな。
正室とか叔父様とか、いろいろ憚るところがあったんだろうな……

あと、秀元宛の方と比較して「あれ?」と思ったのは、下線部。
これが、秀元宛の書状では、一旦書いた後に消されてたんだよね。
秀元宛には、佐世を通じてのやり取りとか、昔の話も出てこない。
なんでだろうなぁ。今回は、宛先が福原だったからかな?
福原といえば、関ヶ原のときには広家の内通に同心してるし、
その後も広家の養子(益田元祥・広家姉の子)に娘を嫁がせてるし、
対秀元としては広家と結束してそうな感じなので、
輝元が広家と仲良しアピールしても問題ない相手のはず。
とりあえず輝元は、相手に合わせて、開示する情報を慎重に選別してたのはわかったw

さすが輝元さん!!!

さてお次、何を読むかは決めていない。
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